
「未来研究ラボシステム」とは
基礎工学研究科は「未来研究ラボシステム(MRL: Multidisciplinary Research Laboratory System )」というユニークな組織をつくりました。これは,異なる基盤専門の融合から新しい研究の芽が育つという基礎工学研究科の経験から,未来志向型の研究や独創的な新領域の創成につながる研究を育ててゆくための組織です。伝統的な学問基盤に立つ既存の教育組織と連携を取りながら,国際的に通用する人材の育成も目指しています。
「未来研究ラボシステム」誕生の背景
このようなシステムが誕生した背景を述べましょう。基礎工学研究科では,これまで「基礎工学」の基本理念に基づき教育研究活動を推進してきました。21世紀を迎え,今後は研究科内で行われている重点領域研究をさらに発展させることはもちろんですが,基盤となる専門的知識と経験に裏打ちされた複合学際教育研究の推進が重要であると考えるにいたりました。これは「基礎工学」の統合的視点であるともいえます。この視点から基礎工学研究科は,グランドプラン(平成13 年8 月)において以下の方針を打ち出しました。
- 研究科の各専攻はそれぞれの基盤となる学問はもちろんのこと,学際的な教育と研究を進めやすい組織にする。
- 教育体制としての専攻・領域とは異なる横断的組織をつくり,領域創成型の研究体制を導入する。
- 企業の未来志向型基礎研究を支援するリエゾン制度を導入する。
上記の方針のうち,「未来研究ラボシステム」は2.の横断的研究体制を具体化するために設置され,現在,さまざまな領域の教官からなる7つのラボが活動しております。これらのラボから独創的な新領域の芽が萌えてくることを期待しています。

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